ROCK'N' ROLL GYPSIES / 花田 裕之

以前にちらっと告知したけど・・・11月23日に四日市で元ROOSTERSの花田裕之さんの前座をさせていただきます。今日は花田さんのソロでお気に入りの一枚を紹介します。

ROOSTERZ解散後、布袋プロデュースでソロ作を発表。結構凝った音作りやったのに対し、本作では元ROOSTERSの面々をバックにR&R GYPSIESというユニットであくまでもバンド・サウンドに拘った音作りです。ROOSTERS時代からのR&B色に加えてアコギも効いたカントリーっぽさも感じられます。

トップの「LOVE HURTS」。うん、これはええね。納得の渋みも効いた男のR&Rって感じ。続く「汽車はただ駅を過ぎる」ではスチールが効果的なカントリーバラード。朴訥な花田さんの声もマッチしていてええ感じ。「田舎者」はカントリーなR&R。そして個人的に一番好きな「RUMBLE HEART」。「LOVE HURTS」と同傾向の曲なんやけど、格好ええ。ずばり名曲です。「HONEY BEE」は元サンハウスの柴山さんの歌詞がピッタリないかがわしいR&R、このあたりはROOSTERSの香りがするね。

後半はシオンの作詞の「夢中で」でスタート。これも渋い男のR&Rです。ギターが格好良くてライブでは白熱するんやろなぁ。そして「R&R GYPSIESのバラッド」、「汽車」と同傾向のカントリーバラードの名曲です。この前のスキ本ボンのライブでカバーさせてもらいました。「ようよう」はまたまたシオンの作詞のR&R。「LOVE HURTS」「RUMBLE HEART」と違って、この曲やら「夢中で」はジャムっぽさが特徴かな。最後はアコギとパーカスが埃っぽい「ON THE ROAD AGAIN」で本作は幕を閉じます。

本作以降、花田さんはシンプルでアーシーな方向へと向いていきます。本来の姿に戻ったんでしょう。

23日の前座、頑張ってきます。ツーショットでも撮れたらアップします。