HUMBLE PIE

STONES、MOTTときたら、やっぱりHUMBLE PIEやろ!

STONESは別格、続いてMOTT、PIE、FACESの3バンドなんだけど、ライブという面で見たら一番PIEが凄いかも知れん。
ただ、他の2バンドと比べて曲、アルバム毎のバラつきが大きいんやよね。とは言ってもそこらへんのバンドと同じ水準での話しとは全然違うけど・・・。ライブ、スタジオ、曲の良さ、カリスマ性のバランスでいくとやっぱりSTONESになっちゃうんだよね。

俺が好きなのは「SMOKIN'」以降のマリオット独裁体制時代!
「SMOKIN'」は「Hot'n Nusty」のグルーヴ、「穴ぐらの30日」のSTONES的ルーズ、「Fixer」のへヴィ、そしてエディ・コクランの「Come On Everybody」の原曲を留めないアレンジ!世間的にもPIEの最高傑作です。
これは2枚組で各面で従来のPIEらしさ、黒っぽいカバー、PIE初期の頃を彷彿とさせるアコースティック、そして本領発揮のライブと特色を出してます。PIEらしいA面もいいけど、やっぱりD面のライブが最高!これを聴いてライブの完全版を切望したもんです。
一番最初にPIEを聴いたのがこれでした。とにかくマリオットのボーカルには一目惚れ!STONESっぽいタイトル曲、グレッグ・リドリーの唄う「Drift Away」、そして大盛り上がりの「Ooo La De La」!これはいつかは自分でも女性コーラスはべらせてバンドでやってみたい。


「Eat It」でちょっとかじった全盛期のライブ、完全版が聴きたいとBootをかじってました。そこで出たのがこれ!
King Buisket Hourの73年ウインターランドのライブをほぼ完全収録。アンコール・ラストの「Ooo La De La」が未収録ですが、ちょっとこのライブは凄い!当時にリアルタイムで出ていたらパープルの「Made In Japan」どころじゃ済まないよ。MCがそのまま唄になってるレビュー仕立て、これはかっこいい!自分もライブでトライしたいけど、なかなか日本人には難しそう。「Up Our Sleeve」から「Come On Everybody」、「穴ぐらの30日」を挟んで「No Doctor」までテンション上がりっぱなし!個人的にはPIEの最高傑作はこれです。

そういえばこのウインターランドのライブ、昔はBootでも出てました。この頃のライブも含めて何枚かPIEもBootが出ているので次の機会に紹介します。