SOME GIRLS / THE ROLLING STONES

最近STONESの78年DVDがオフィシャルで出ましたね。割と小さなホールで臨場感バッチリのええライブでした。今回は当時の新作「女達」を紹介します。

前作の「B&B」がこってりした出来やった反動、そして何よりパンク旋風の真っ只中という時代でもあり、本作はパンキッシュな出来映えと評価されてます。DVDでもミックの衣装がそんな感じやね。

しかしいきなりの「Miss You」はなんとディスコ!この曲、むっちゃ売れた。そんなにええ曲かなぁ?続く「Whip Comes」は本作を象徴するパンキッシュなファストナンバーです。この曲はええよな。あとA面ではラストの「Lies」が同系統。タイトル曲はドロッとしてて個人的には好みです。

実はB面が好み、いやトップの変なカントリーはちょっと勘弁。続く「Respectable」が一番本作を象徴してるファストナンバー、歌詞も最高で名曲やね。この曲からラストの「Shuttered」までの流れは完璧!キースの三大名曲のひとつ「Before Make Me Run」、カントリーバラードの名曲「Beast Of Burden」、この曲は81年ライブの「レッスペ」のバージョンが夕方のロケーションも含めて最高です。

ある意味バンドらしかったのは本ツアーまでという見方もできるよね。81年ツアーからはスタジアムバンドになってるもんな。キースもここまでがナチュラル、この後は自分自身を演じる感じがするもんなぁ。

本作は現在のSTONESの原点とも言えるやろね、まぁ聴いてみてよ。