FREEのBOOTLEG

STONESテイラー期のBOOTLEGも終了、次はどうする?ということで昨年ポール・ロジャースを観た流れでFREEにしました。


70年4月27日のベルリンでの初期ライブ、はっきり言って音が腐ってます。まだ「ALL RIGHT NOW」のヒット前でメニューも地味目、それでなくても地味なバンドなのに・・・。買っちゃダメ!

70年7月10日、ドイツはアーヘンでのライブ。聴きやすいライン録音、放送音源か?この日はパープルのブートでもアーヘンでやっているので多分フェスやったんでしょう。メニューもコンパクトになってます。2枚目は71年5月の東京神田講堂でのライブを観客の熱狂振りも楽しい上質隠密で収録。これはお勧め!

オフィシャルでもお馴染みの8月28日のワイト島フェスを最高の隠密で全曲収録。音質はオフィシャルに比べるとやや分が悪いけど、十分の音質。この時期、70年後半〜71年初頭にかけてのライブはお勧めです。

12月のストックホルムの放送音源。これも放送枠のためコンパクトなメニューで、演奏も手堅いものです。

71年1月のフロリダを遠くてヒスノイズの多い音質の隠密で収録。70年のベルリンほどではないけど、金を払うほどのもんでもないでしょう。ちなみに日時・場所のデータが71年2月のリバプールと間違ってます。

同じく71年1月22日のサンタモニカを放送音源(?)で全曲収録。音質・演奏ともに最高、オフィシャルレベルとは言いすぎか?それくらいの絶品です!FREEの全ブートの中で間違いなくナンバーワンでしょう。

一度の解散を経て「AT LAST」のツアー、72年2月20日のUKストークでのライブを上質の隠密で全曲収録。この頃からフレイザーのベースが奔放さを増してきてます。

同じく「AT LAST」ツアー、4月22日のタンパを上質の隠密で収録。バンドも崩壊寸前、フレイザーのベースもやりたい放題でスリリングです。これはこれで面白いライブ、「MR.BIG」なんかある意味ベストテイク?

「HEARTBREAKER」ツアーの72年9月14日のエジンバラを上質の隠密で収録。この日はコゾフの誕生日でした。この音源はラビットから流出した音源らしい・・・。しかしフレイザーのいないFREEは骨格がなくなったようです。

同ツアー、10月12日コートハムをライン収録。ちょっとピッチが遅い!懐かしいOH!BOYレーベルです。

10月14日のブラックウェルをライン収録。こっちのほうがコートハムよりお勧めかな?ピッチも正常、全曲収録です。しかしフレイザーのいないFREEはちょっとなぁ・・・。

遂にコゾフまでいなくなり、それでもFREEとして最後のお勤めをこなすポールとサイモン。73年1月19日のフォートワース、25日のウインターランドのカップリングです。ギターはSTRAY DOGのスナッフィが弾いてます。最高の隠密なんですが、ラビットが妙に頑張っててFREEじゃないみたい!

いや〜、誰もFREEのブートなんて取り上げやんもんで頑張ってみました。お勧めは71年サンタモニカでしょう。でもやっぱりオフィシャル「FREE LIVE」とBOXセットの4枚目(FREE LIVEのアウトテイクで構成されてて、当時のメニューを再現してます)から聴いてください。やっぱりオフィシャルだけあるわ〜!