外道

昨夜はうちのギターのやってるポリスのカバーバンドがMAXAに出たので行ってきました。カバーバンドの特集ライブで2番目に「戯画」というバンドが外道をカバーしてました。

 外道といえばこれでしょう、1Stにしていきなりライブ。高校1年の頃にちょっと後追いで聴きました。プロデュースはミッキー・カーティス。がらの悪そうな歓声に続いて「高笑いSE」。「メカゴジラ!」という訳のわからん野次。そして代表曲の「香り」。「ゲ〜ッゲゲゲ外道!」というこれまた訳のわからん歌詞、というか訳なんか求めてないんやよね。これがROCKや!
しかし70年代前半にしてこの疾走感、なのにボトムが太い。続いてブルージーな「逃げるな」。昨夜はこの曲やってました。個人的にはこの曲、大好きです。そしてテーマソングの「外道」「R&Rバカ」の後「ダンス×3」。これはソロを入れたり万歳三唱を入れたり結構長丁場です。「戯画」はかなりコンパクトになってましたね。B面に移ってこれまた代表曲の「ビュン×2」。ブレイクでは禁句連発してますがこのアルバムでは自粛してます。ブルースの「いつもの所で」でちょっと冷ました後は「腐った命」「完了」とイケイケのナンバーで突っ走ります。しかしこの疾走感プラス、ボトムの太さ!当時のワールドワイドでも中々こんなバンドいないでしょう。最後はアンコールでいきなり暗〜いフォークソングでライブは終了します。しかし「象印賞」という野次が時代を感じさせ笑わせます。玉置浩さん、最近亡くなってたなぁ。合掌。

外道は4枚出してますが、この1STがダントツです。他のはちょっと音が軽い。まだ最近出た発掘ライブのほうが楽しめます。

「戯画」は「いつもの所で」「完了」それと「水金地火木土天海明」をやってた。はっきりいってオリジナルの外道より上手い。特にギターが頑張ってました。ジミヘンにも影響ありか?しかし「香り」「ビュン×2」そして万歳三唱がないのは外道とは言えやんのでは?いわゆるカバーバンドなんやでそのあたりは押さえてほしいなぁ。しかし昨夜の客で外道を知ってるヤツも俺くらいか・・・。