SLADEのライブ・アルバム

グラムロックの大好きな俺は当然スレイドも大好き、今日は代表的ライブ・アルバムをば紹介します。


スレイドの出世作となった「ALIVE」72年作です。いきなり「HEAR ME CALLING」からしてクドイ、エンディングがさらにクドイ!しかしこのバンド、侮れない。ベースのジム・リーを筆頭に中々のテクニシャン。それにノディ・ホルダーの英国にしか有り得ないボーカル、デイブ・ヒルのおかっぱ頭とくるから訳わからん。このアルバム、まだ人気の出る寸前で会場も小さい規模のものみたいでひたむきさもあってGOODです。特に当時のヒット曲「GET DOWN」はノディの煽りもあって大盛り上がりです。最後は「BORN TO BE WILD」で締め!当時のブートでは72年のBBCライブがお勧め。本作よりちょっと後のライブで「TAKE ME BACK」「MAMA、CRAZEE NOW」「COZ I LOVE YOU」のヒット曲も収録。嬉しい事にジャニスの「MOVE OVER」をかましてくれてます。


こちらは全盛に翳りの見えた78年の「ALIVE VOL.2」。とは言ってもヒット曲満載の腹一杯になること間違いなし!トップの「GET ON UP」からもうご機嫌。ここでもジム・リーのベースは凄い、実はベースで引っ張っているバンドです。マルコシアス・バンプの佐藤氏は絶対影響受けているよな。そして「TAKE ME BACK」と続くんやから最高、A面は大ヒット曲「MAMA、CRAZEE NOW」で中締め。B面では「EVERYDAY」で泣かしてくれます。当然お約束の大合唱!そして「GUDBUY JANE」「ONE-EYED JACKS」とR&Rが続いて最後は「BABE、BABE、BABY〜」でお約束の「CUM ON FEEL THE NOIZE」。やっぱりスレイドはこれがなくっちゃね〜の大名曲。凄い盛り上がりです。「ALIVE」のひたむきさもええけど、個人的にはヒット曲満載の大盛り上がりの本作のほうが好きなんやよね。

スレイドはこの後クワライのカバーヒットもあり、「RUN RUN AWAY」のヒットとかもありでカムバック。最近はどうしてるんでしょうか?ノディは英国TVの司会とかやってるみたい。