俺の愛器

実はベースに関してはまったくマニア度ゼロ!トレンドもこだわりもあったもんやない。しいて言えば持った時の立ち姿がいかに格好ええか、それがベースを選ぶ時の尺度かな?今回はメインベースから蔵出物まで一気に紹介します。


まずはメインのグレコサンダーバード!かれこれ20年以上メインベースの座を守ってます。当時新品で6万円、初めてのボーナスで買ったよなぁ。何といっても音がド太くて深い!それでもまだまだ余裕があるような深さです。そして重い!左肩が凝ります。これに限らずサンダーバードはトーンをゼロにしてフロントのみで鳴らせてます。ボリューム・トーンのつまみもメタル、ブリッジとかもいかつくていかにも「男のベース」って感じ。はっきり言って化け物、荒馬です。ネックも太くて長いし弾きこなすのは大変やと思うよ。かなり弾き手の体力・根性を要求してくるベースです。一生お付き合いしていくか?


そしてメインベースの影に隠れて常にステージでサブメインとして控えているオービル・サンダーバード。これは4年ほど前にヤフオクで3万7千円でゲット。メインに比べつまみ部分、金具部分がおとなしめで若干重量もライト級(とは言っても十分重いけどね)、音もメインに比べるとやや軽めです。とは言っても十分に重い音、そりゃあトーン・ゼロでフロントのみで鳴らしたら重くなるわな!十分にメイン・ベースとしての資質を備えているけど、グレコに比べると分が悪い。こっちはサラブレッド、あっちは荒馬って感じです。


そして最近メインの座を虎視眈々と狙ってるのがこのバーニー・サンダーバード。これも4,5年前にヤフオクでゲット、かなり安かった・・・たしか7千円やったか?どう見てもパチもんなんやけど、結構ええ音する。なんせ見た目がパチもんなんで扱いも粗い。部屋に転がってました。最近まで配線切れで音が出やんかったくらい。メロ松で治してもらったらこれが結構いける。よく見たらピックアップがディマジオやんけ!最近スタジオやらジャムったりする時に頻繁に登場します。裏面はステッカーがベタベタ貼ってあるし、こいつは愛すべきダークホースやね。


これも5年ほど前にヤフオクで1万7千円でゲット。エピフォン・サンダーバードです。1回ライブで使ったきりです。イメージ的にはMOTTのオヴァレンド・ワッツのつもりで買ったんやけど、いかんせんピックアップが最近の黒プラスティック。これはいただけない!ボディ・シェイプも最近の滑らかな女性的シェイプ、やっぱサンダーバードは男のベースやろ、という訳ですっかり蔵入りしてしまました。そろそろ手放すか?


こいつは俺にしては珍しくフェンダー!とは言ってもジャパンもんです。18の頃にバイト代はたいて買った。こいつはジャズベーらしく結構幅広い音作りができます。ネックも細くてバンディング無しなので弾きやすい。プレイがグリスを結構入れるのでバンディング入ってると手を切っちゃうんやよね。購入した当時は「憧れのフェンダー」ということで一瞬メインベースで使ってました。その後メインはSGベースに・・・音はさすがなんやけど、ちょっと俺っぽくない感じで出番はない状態です。


遂に出た!メーカー不明のSGベース、多分日本製でしょう。とにかく重量が軽い、ネックが細くて短い!無茶苦茶弾きやすい。まぁ音もそれなりで深みとかは無縁です。高校の時に2級上やったハーフの富良野くんらとZEPのコピーやった時に「お前、最高!このベースやるわ、使え!」とプレゼントされました。当時15歳の話。その後、富良野くんはプロを目指して上京してラウドネスの仁井原の弟とクライストというヘビメタバンドをやってました。メジャーからデビューしたっけなぁ?THREE TIMES HEAVENのライブで一度使おうとしたらメンバーにしきりに止められました!ええ味出してんのやけどなぁ・・・。

メインベースはヤマハプレベー、フェンダージャズベー、メーカー不明のSG、フェルナンのリッケンバッカー(マッカートニー・モデル)、そして今のグレコサンダーバードに落ち着いてます。その間にもエピフォンのオリンピック(今思うと手放したのが悔やまれる・・・)、スタインバーガーのコピーもの(ゲディ・リーの物まね)、安物のレスポールベース(こいつはやたら重かった。そのくせ音がスカスカ)と色々かじりましたが、やっぱりグレコサンダーバードやね!

追伸;THREE TIMES HEAVENのライブ告知!3月12日は四日市ガリバー、13日は亀山文化会館で亀山ミュージック・ジャンボリー(ZTVで放映されます)に出ます。皆さん観に来てください!