GFRのライブアルバム

GFRはさすがにリアルタイムというわけではないのですが、隣のロック好きのにいちゃんが「ここのドラムは凄い」と教えてくれたり、中学生の頃の先輩のライブの定番曲やったりして結構昔から聴いてます。やっぱりGFRはライブでしょう。

 GFRが一躍有名になった1作目のライブ。今では曲順もライブと同様に並び替えられてます。お約束の「ARE YOU READY」、ちょっとポップでノリのいい「IN NEED」は大好きな曲です。そして中学の先輩の定番曲「HEARTBREAKER」。とにかくクドイ!でもええ曲です。ドンのソロ曲「TNUC」は実は曲部分が大好きです。タイトルは何の略?そしてクライマックスの「INSIDE LOOKIN' OUT」。これもクドイ!とにかくエネルギッシュで野性味溢れる一枚です。それまでのスタジオ盤は音がショボくて物足りないけど、これはええですよ。世間的にはGFRの最高傑作です。

 これは最近発掘された71年のライブ。4THの頃のトリオとしては絶頂期のライブ、悪いわけない。ライブ1作目とひけをとらないエネルギッシュなライブです。1作目の定番曲に「FOOTSTOMPIN'」「CLOSER」「GIMME SHELTER」あたりを新たな定番曲としたライブで、1作目と比較すると若干1曲あたりがコンパクトになりました。まぁそれでも十分クドイですけど・・・。こっちのほうがメルの歪んだベースが前に出てきてゴリゴリ感があります。

 全米ナンバーワンヒットを出して名実ともにアメリカを代表するバンドになった75年のライブです。これはほぼリアルタイムで聴きました。たしかGFR初体験のはず。鍵盤を加えちょっとレヴューがかったライブが風格を感じさせます。個人的には「R&R SOUL」が大好き。スタジオ盤の数倍格好よい。とにかくポップでハードでエンターテイメントで個人的には3作中1番好きなライブアルバムです。アナログではA面の「CLOSER」がフェードアウトしてB面でまたまたフェードインして「HEARTBREAKER」に繫がるところがCDではスムーズに繫がっていて「さすがCDやなぁ」と感心したもんです。このころのGFRが一番好きで結婚式で「BAD TIMES」と「LOCOMOTION」を流したくらいです。

そういえばロック好きの隣の兄ちゃんの同級生で、富良野くんというハーフのギタリストとセッションしたらえらく気に入ってもらってセッションの時に借りたSGベースをそのままプレゼントされたなぁ。その富良野くんが後年クライスト(ラウドネスの仁井原の弟がいた)のギターでJAPメタル全盛期にデビューしてました。世間は狭い?