CHARLEE

辺境のハードロック第2弾はカナダのCHARLEE。知る人ぞ知るカナダの名ギタリスト、ウォルター・ロッシ率いる3ピースバンドです。えっ、カナダは辺境と違う?確かに・・・まぁええやん。YOU TUBEにもアップされてなさそうやし・・・。


CHARLEE唯一の作品、72年ものです。トップはいきいなりへヴィなブルースからスタート、それもインストやん。あれっと思ってたら2曲目でやられました。ジミヘンというか、JL&Cも真っ青のいかにもギタートリオの「LORD KNOWS」です。例えるならばJL&Cの「FINGER」あたりを思い浮かべれば正解。とにかくソリッド、格好ええわ〜。疾走感溢れる「JUST YOU&ME」に続いてまったりとした「WAY TO DIE」。このあたりカナダという同郷、同じジミヘン系のフランク・マリノを思わせます。まぁこっちのがシンプルやけど。

B面はファンキーな「LET'S KEEP SILENT」でスタート。幾分ジャムっぽい曲です。そして「WHEEL FORTUNE」でまたまたやられてまいます。イントロのリフが格好ええ曲です。そして軽快なイントロから展開が激しい「FIRST TIME」で本編は終了、最後に「KEEP SILENT」が再度フェードイン&アウトして本作は幕を閉じます。

とにかく「LORD KNOWS」が素晴らしく出来がよい。あとは「JUST YOU&ME」「WHEEL FORTUNE」あたりが佳曲ですね。ギタートリオ、特にジミヘン系が好きな人はぜひ聴いてほしい一枚です。