PRIMAL SCREAM

最近のバンド(?)の中ではお気に入りのPRIMAL SCREAMです。

 やっぱり俺にとってのPRIMALはこれでしょう。ワーナー時代初期のロッドのプロデューサーのトム・ダウドを引っ張り出してきた「GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP」です。他にもジョージ・クリントンやらTOM PETTY&HEARTBREAKERSのベンモント・テンチが参加しています。

トップの「JAILBIRD」がいかにもSTONES!それも俺の一番好きな時期、72年の「メインST」の頃のSTONESそのものです。曲も格好よくて一発で好きになりました。続くシングル曲の「ROCKS」も系のややポップなナンバー。STONESというよりロッドのファスト・サイドのR&Rナンバーに近いか?「CALL ON ME」なんてもろにSTONESというよりFACESやもんなぁ。「FUNKY JAM」「STRUTTIN'」はジョージ・クリントンらしいファンキーなナンバー。タイトル曲は前作を思わせるちょっとへヴィなレゲエナンバー。そして「CRY MYSELF BLIND」PRIMALはバラードがええ。他にも本作には「JET PLANE」「THERE FOR YOU」と珠玉のバラードが盛りだくさん!

この頃のPRIMALのライブを観に行きました。ボビーはいかにもキメてます的なヘロヘロ状態でした。前作の「LOADED」「GIVE ON UP」もSTONESの「悪魔を憐れ見る歌」っぽくアレンジされていて中々格好よかったです。その後のPRIMALもずっと聴いてますが、やっぱり本作が個人的には一番です。