BLACK STONE CHERRY

たまには新しいバンドも聴いてます。その中でもやっぱりのANSWERと並んでお気に入りなのがBLACK STONE CHERRYです。

 初めてBSCに出会ったのは4年ほど前やったかなぁ・・・大阪のカムトゥゲザーで偶然出会ったのが1STでした。たまたま財布に千円お釣りが残ってたので試しにと軽い気持ちで購入。まぁ最近の原点回帰バンド、どれぐらい入り込んでるかな?って感じでした。ところが、これがどっこい!確かに原点回帰的な箇所もあるけど、それだけではない。でも異様に格好よい!ゴツゴツと岩がぶつかり合う硬派な音。これはへヴィメタル?いや多分サザンロックの進化形!「RAIN WIZARD」「BACKWOODS」「WEIGHT COMES」「VIOLATOR GIRL」「DRIVE」あたりがお気に入り。とにかく男臭さ充満のボーカルが無骨で最高です。「SHAPES OF THINGS」もへヴィに決めてます。しかしなんといっても「HELL & HIGHWATER」が最高です。男の哀愁ただよう名曲です。全体的に一本調子なんやけど、バンドの印象を強めさせるにはちょうどいいくらいでしょう。

 そして日本でも発売された2ND。1STで感じられた一本調子がカラーを保ちながらバラエティが富んできた。とにかくこのバンドは曲がよい!割とマイナー系の曲調が多い(殆ど?)んやけど、これが異常にフィットするんやわ。いきなりキラーチューンの「BLIND MAN」イントロがZEPの「PLEASE COME IN」お気に入りの「REVEREND WRINKLE」「DEVIL'S QUEEN」「SOULCREEK」「GHOST」なんかサビが合唱したくなるもんなぁ。サビがいきなりレゲエになる「SUNRISE」もユニークです。そして「FATHER SAID」「YOU」なんかのバラードもさらにスケールアップしてます。全体的に1STに比べて聴きやすくはなっている。しかしバンドのカラーも保たれていてそこらのバンドとは格の違いは明確でしょう。めでたく1STも遅ればせながら同時発売されてましたね。しかし本作は最近のアルバムの中では段違いの出来、大傑作です。

まだ来日していないBSC、来てくれへんかなぁ・・・。