MOTTのLIVE ALBUM パート1

誰もMOTTのLIVE(それもBOOTも含めた)なんか書いてくれません。なんで俺が書きます。最近MOTTのライブはオフィシャルで続々と出ました。それをカバーすればほぼMOTTのライブは網羅できます。

 たぶんこれが最初期でしょう、70年7月のフィルモア西でのライブ。オフィシャルより先にBOOTでも出てましたね。BOOTとまったく同じ内容です。前半4曲が9日のライン、後半8曲は翌日の隠密、隠密も中々良好な音質です。しかしBOOT聴かない人にはちょっと辛いかも。2NDまでの曲で構成されています。バラードの割合が多くてちょっとジミなライブです。

 続いて同年9月のクレイドンでのライブ。1曲が「WILDLIFE」で昔からおなじみでした。BOXセットにも「OHIO」が入ってましたね。それの全長版ですが多分コンプリートではないでしょう。7曲しかなくちょっと消化不良。しっかし何度もストックホルムをボーナストラックにすんなよなぁ、なめとんのか?7月のフィルモアに較べてR&Rバンドっぽくなってきたぞ!もっと聴かせろ!!音もラインで良好です。

 その使いまわされている71年2月のストックホルムです。ここってジミヘン、ZEP、ジェスロ・タルなんかのBOOTでも有名な会場でこの音源もラインで最高です。しかしまだまだジミ・・・R&Rナンバーのウエイトをもっと置いてほしいよなぁ。時期的には3RD発表後です。


 71年12月のBBC、これも先にBOOTで出てました、これはBOOTの方のジャケットです。音質はBBCなので当然どっちも最高、BOOTのほうが曲順が正しくてお勧めです。4枚目のお披露目ライブです。大分R&Rバンドっぽくなってきました。でもまだちょっとジミ・・・もう一息で大化けしそうな感じです。

さあ、この後ボウイと出会い華麗なるR&Rバンドへ大変身するわけですが、変身後の音源はパート2で紹介します。