FOGHAT

大事なバンドを忘れとった、FOGHAT!

FOGHATといえばコレ!「FOGHAT LIVE」 もう1曲目の「FOOL FOR THE CITY」からラストの「SLOW RIDE」まで完璧!何が完璧かって、あの「HOME IN MY HAND」が2曲目、「HONEY HUSH」がラス前なんやからその凄さがわかるでしょ?「MAKE LOVE TO YOU」にしても「ROAD FEVER」にしても並みのバンドやったらオープニング、またはクライマックスの曲。あっという間に聴き終えてしまう。とにかくこれは完全版で聴きたい。ひょっとしてライブ全編このテンションが続いてたらどうしよう?・・・死にます。

FOGHATもPIEと同じでライブが最高傑作というバンドですが、スタジオ盤もいけてます。結構息の長いバンドやったんでたくさんアルバムも出ているので、ちょっとピックアップします。

まずは「ENERGIZED」。 FOGHATのサウンド・人気を確立したのがこのアルバムから。人によっては最高作かも・・・「HONEY HUSH」「HOME IN MY HAND」「WILD CHERRY」が名曲として有名やけどバディ・ホリーの「TAHE'LL BE DAY」「FLY BY NIGHT」等も匹敵、捨て曲なしの名盤です。

初めてFOGHATを聴いたのが「R&R OUTLAW」。 1曲目はいつものブギー炸裂するが、どっちかというとA面はちょっとおとなしめ・・・しかしB面はすごい!タイトル曲から最後の「CHATEAU LAFUITTE 59' BOOGIE」までぶっ飛ばしです。曲順を替えればよかったのになぁ・・・。

一般的には最高作の「FOOL FOR THE CITY」。 これはタイトル曲と「SLOW RIDE」が凄すぎて「MY BABE」や「DRIVE ME HOME」なんて名曲もあるのにちょっと霞んでしまっている。それとやっぱりこの2大名曲もライブ・バージョン聴くとちょっと物足りない・・・これって贅沢?そんだけ「LIVE」が凄すぎるってこと。

「LIVE」の後、80年代に入るとFOGHATは失速してくんやけど、これは78年FOGHATの最後の輝き「STONE BLUE」。 プロデューサーがエディ・クレイマー、音がむっちゃタイトかつゴージャスな造りになった。その中でもタイトル曲は格別!「HOME IN MY HAND」「FOOL FOR THE CITY」の流れを汲む名曲やね!「EASY MONEY」も「WILD CHERRY」「HONEY HUSH」系の名曲。ただ、懐の深さと言えばいいが、やや趣味に走ったと言うか、散漫な印象・・・この後、失速していく。

FOGHATは断然ライブです。あ〜生が見たかった!!

R&R SURE HELPED ME THROUGH!!