BEGGARS OPERA

今日は英国オルガンロックの影の大御所、BEGGARS OPERAを紹介!


70年のデヴュー作「ACT ONE」。キーフの雰囲気たっぷりのジャケットがええね。サウンドはナイスとELPの橋渡しのような、そこにリッチーっぽいギターが絡んだ大英帝国サウンド。トップの「POET&PEASANT」のイントロから「どっかで聴いたことのある」クラシックのフレーズが飛び出ます。そこに英国臭ただようボーカルパートが交差する名曲。続く「PASSACAGLIA」も同傾向の佳曲。リッキー・ガードナーのギターがかなりリッチーに近いぞ。「RAYMOND'S ROAD」に至ってはパロディ?と思うほどクラシックの定番フレーズの数珠繋ぎ状態。これは笑うわ〜。クラシックをモチーフにしたバンド・アルバム数多い中でも本作はかなり上位の出来。あんまりにもクラシックが露骨すぎてちょっと笑っちゃうけどね。


そしてオリジナル色を強めた2ND「WATERS OF CHANGE」。「TIME MACHINE」と「SILVER PEACOCK」の2大名曲収録です。楽曲自体の味わい、特にマーティン・グリフィスの歌も表現力がアップしてます。「I'VE NO IDEA」「FESTIVAL」「FOX」も渋めの佳曲ですが、やっぱり「TIME MACHINE」「SILVER PEACOCK」の2曲がずば抜けてるよなぁ。ちょっと哀愁を帯びた曲調、英国ならではの名曲です。本作ではアラン・パークのオルガンが目立っていて前作であんなに凶暴だったギターは大人しめです。今回紹介した3枚の中では一番地味なんやけど、実は英国っぽさでは一番かもね。


そして72年の最高作「PATHFINDER」。かなりポップになった?いやいや、これは曲がよくなってキャッチーになったというべきでしょう。とにかく曲がええ。鍵盤・ギターのバランスも良く、何と言ってもボーカルがええわ。「WITCH」、タイトル曲、「MADAME DOUBTFIRE」あたりはハードでキャッチーな名曲で格好ええよ。プログレによくある変拍子も一切なし(というかこのバンド、変拍子ないんやよね)、これはプログレというよりオルガンの目立ったキャッチーなハードロックって感じ。しか〜しそんな名曲群も「MACARTHUR PARK」の前にはひとたまりもありましぇんって感じ。とにかくこの曲は英国オルガンロックを代表する大名曲ですよ。とにかく曲がええし、マーティンのボーカルが最高。ベガオペを聴くならまずは本作でしょう。

やっぱり英国ロックええな〜って思わせるバンドですよね。

今日は英国オルガンロックの影の大御所、BEGGARS OPERAを紹介!


70年のデヴュー作「ACT ONE」。キーフの雰囲気たっぷりのジャケットがええね。サウンドはナイスとELPの橋渡しのような、そこにリッチーっぽいギターが絡んだ大英帝国サウンド。トップの「POET&PEASANT」のイントロから「どっかで聴いたことのある」クラシックのフレーズが飛び出ます。そこに英国臭ただようボーカルパートが交差する名曲。続く「PASSACAGLIA」も同傾向の佳曲。リッキー・ガードナーのギターがかなりリッチーに近いぞ。「RAYMOND'S ROAD」に至ってはパロディ?と思うほどクラシックの定番フレーズの数珠繋ぎ状態。これは笑うわ〜。クラシックをモチーフにしたバンド・アルバム数多い中でも本作はかなり上位の出来。ちょっと笑っちゃうけどね。


そしてオリジナル色を強めた2ND「WATERS OF CHANGE」。「TIME MACHINE」と「SILVER PEACOCK」の2大名曲収録です。楽曲自体の味わい、特にマーティン・グリフィスの歌も表現力がアップしてます。「I'VE NO IDEA」「FESTIVAL」「FOX」も渋めの佳曲ですが、やっぱり「TIME MACHINE」「SILVER PEACOCK」の2曲がずば抜けてるよなぁ。ちょっと哀愁を帯びた曲調、英国ならではの名曲です。本作ではアラン・パークのオルガンが目立っていて前作であんなに凶暴だったギターは大人しめです。


そして72年の最高作「PATHFINDER」。かなりポップになった?いやいや、これは曲がよくなってキャッチーになったというべきでしょう。とにかく曲がええ。鍵盤・ギターのバランスも良く、何と言ってもボーカルがええわ。「WITCH」、タイトル曲、「MADAME DOUBTFIRE」あたりはハードでキャッチーな名曲で格好ええよ。プログレによくある変拍子も一切なし(というかこのバンド、変拍子ないんやよね)、これはプログレというよりオルガンの目立ったキャッチーなハードロックって感じ。しか〜しそんな名曲群も「MACARTHUR PARK」の前にはひとたまりもありましぇんって感じ。とにかくこの曲は英国オルガンロックを代表する大名曲ですよ。とにかく曲がええし、マーティンのボーカルが最高。ベガオペを聴くならまずは本作でしょう。

やっぱり英国ロックええな〜って思わせるバンドですよね。